投資家がファンドに出資し、ファンドはその資金で不動産を購入・運営します。
ファンドは不動産の入居者(利用者)が支払った賃料を収益として受け取り、そこから投資家へ配当を行います。 配当利回り・運用期間などはファンドによって違います。
優先出資:投資家が出資した金銭
劣後出資:事業者(ファンド)が出資した金銭 物件価値が下がり、ファンドに損失が発生した時に劣後出資が先に元本減少することで、優先出資の元本減少を保護する方法です。
例えば、募集総額3000万円のファンドで劣後出資が900万円、優先出資が2100万円だった場合、ファンドに損失が発生しても900万円までは劣後出資の元本が減少するだけで、優先出資は元本が減りません。 劣後出資割合は、募集総額のうち何割が劣後出資になるかを示したものです。
配当利回り:1年間運用した場合、出資額の何割が配当されるかを示したもの。
ファンドに投資した時、最終的にいくら配当されるかは「配当利回り」と「運用期間」で決まります。 例えば、配当利回り4.0%・運用期間3ヶ月・100万円出資した場合 配当金=100万円 × 4.0% × 3ヶ月/12ヶ月 = 10,000円 を配当金として受け取ることができます。
運用終了時に出資金と配当金を合わせて投資家に振り込まれます。 ※配当金には所得税がかかります。税は事業者が源泉徴収し、投資家に代わって税務署へ納税されます。